設計アウトプット ( 820.30 d )

設計のアウトプットとは、わかりやすく言うと、図面であり、検証結果の技術レポートで、製造するための基準書です。 設計アウトプットの書類がどれに相当するのか定義しておきましょう。 インプットで許容差を含む開発スペックが決まると、検証するための規制、試験方法、合否判定基準を予め設計計画の中に落とし込みます。 ( プランのない検証あり得ません。) 設計は、設計インプットとアウトプットを計画する段階で、ほぼ8割の設計作業は終わっています。後は設計し、試作し、動作させてみて、計画通りの試験方法で検証を行って、スペックインするまで繰り返し開発の作業を行います。 合格した開発記録は、検証記録として成立、これを元に図面を起こせば、それは検証記録と共に設計のアウトプットとなります。 ( 監査員の視点: 設計インプットとアウトプットはどうリンクしてますか? )